ダイヤ改正による吾妻線・上越線の変化
今日のダイヤ改正で吾妻線と上越線で一部大きな変化があった。渋川駅にあった掲示では3つの大きな変化がある。
1番目:改正前は水上~高崎の722Mだったが、水上~渋川が廃止されて渋川~高崎の2722Mになったための変更だ。上り2番線から臨時列車や折返し列車などが使用する3番線に発車番線が変わっている。
2番目:高崎~水上の757Mだったが全区間廃止で、単純に1本削減だ。なお、旧ダイヤの759M(上越線下り終電)が新ダイヤでは757Mに繰り上がっている。
3番目:新前橋~大前の521Mで、渋川駅の発車時刻と発着番線の変更。旧ダイヤでは渋川6:37着で2分停車で発車していたが、新ダイヤでは渋川6:38着で12分停車になっている。この停車中に後続の水上行き721Mが渋川駅で追い抜くようになった。
521Mが3番線に発着になって721Mに追い抜かれるパターンはダイヤ改正前も高崎線のダイヤが乱れた場合に発生していた。通常は高崎6:10発~新前橋6:19着の両毛線429Mへ乗車し、新前橋6:23発の521Mへ乗りかえることで、高崎線から吾妻線への接続が取られている。しかし、高崎線が遅れた場合は両毛線と上越線へのダイヤ乱れを広げないため、429Mや521Mは時刻通り出発する。高崎6:21発~渋川6:46着の上越線721Mに乗車してもらい、渋川駅で待機する521Mへ接続取ることで、遅れの影響が吾妻線だけになるようにしていた。そのパターンが定常化した。
なんで、こんなことになったのか?1番目の変更に関係があると思われる。ダイヤ改正前は722Mで水上駅からの乗客が渋川駅で、吾妻線の521Mへ乗り換えできたが、ダイヤ改正後は後続の列車を使うことになるため、そのままでは接続できない。そこで、521Mの渋川駅発車を遅らせることで吾妻線へ乗りかえられるようにした。しかも、水上駅からの上り上越線は2番線着なので、対面で3番線の吾妻線へ乗換できて利便性も向上している。
一方、521Mを渋川駅で乗降する乗客は、改札口に面した1番線から階段の昇降が必要な3番線に変わったことで、ちょっと不便に。自分は会社へ行くときに新前橋駅から渋川駅まで521Mを利用しているので、影響してしまった。
ところで、その521Mへ乗車するために新前橋駅へ行くと、その列車の前にダイヤ改正前はなかった回送電車が止まっていた。
これは1番目の変更点である、渋川駅を6:30に発車する上り上越線2722Mの送り込み回送だと思われる。
この記事へのコメント