arrows NX F-01Kへ機種変更

 1年前に電源が入らなくなる故障で修理したARROWS NX F-04Gだが、時々充電されない(充電が途中で止まる)という現象が発生していた。また故障しておサイフケータイの復旧で苦労するのがイヤだったのと、購入してから3年近く経つので、arrows NX F-01Kへ機種変更した。今回は、初めてドコモショップではなく、ドコモオンラインショップで購入してみた。

 機種変更してから1ヶ月ぐらい経ったので、使った感想を書いてみる。

●microSDカード挿入方法
 SIMと一緒のトレーに入れるため、基本的に普段は抜き差ししないものになっている。F-01KではmicorSDカードが外部メモリーではなく、パソコンでのSSD的扱いになったようだ。

●USB端子
 Micro USB Type BからUSB Type Cに変わった。USB Type Cコネクターを扱うのは初めてだったが、上下向きを気にしないで差し込めるのは、確かに便利だ。

●充電方法
 F-04GはUSB端子もしくはクレードルへの接続で充電できた。しかし、USB端子は左側面の防水カバー内にあるため、充填する際はカバーを外した状態になる。(カバーがブラブラした状態になる。)また、左側面からケーブルが伸びるためちょっと邪魔だった。自宅での充電はクレードルで行うようにしていた。
 F-01Kはクレードルがなくなり、充電はUSB端子のみになった。ただし、防水コネクターであるためカバーはなく、ケーブルの着脱はやりやすい。また、コネクターが下側面にあるため邪魔になりにくい。

●処理速度
 F-04Gと比べると当然だが速くて快適。

●メモリー容量
 F-04Gではアプリを切り替えるとメモリー不足で他のアプリが終了し、再切り替えの際にアプリが起動し直しになって遅かった。
 F-01Kではメモリーが増えたので、そのようなことが少なくなり、いくつかのアプリを平行して使用する場合でもスムーズに切り替えられる。

●画面タップでのスリープ解除
 F-04Gでは画面をシングルタップしてスリープ解除できた。そのため、思わぬ接触でスリープ解除しないように、左手で持ったときに親指が届く範囲だけを指定していた。しかし、それでも持っただけでスリープ解除されることがあった。
 F-01Kでは画面をダブルタップしないとスリープ解除されなくなったので、意図しないスリープ解除がなくなった。なお、反応する画面範囲の指定はできない。(画面全体が対象。)

●生体認証
 F-04Gでは虹彩認証が初めて採用されたが、そのため指紋認証がなくなっていた。
 F-01Kでは虹彩認証に加え、電源ボタンで指紋認証ができるようになったので、状況に応じて使い分けることが出来て便利。

●エクスライダー
 右側面にある電源ボタンをなぞるようにして使用するF-01Kの目玉機能。画面のスクロールや拡大縮小を行うことが出来る。パソコンのマウスにあるホイールのような機能だ。
 通常は画面をスワイプしてスクロールさせるが、ニュースサイトなどを閲覧しているときにスワイプのつもりがタップされてしまい、見るつもりのない記事が開いてしまうことがある。エクスライダーを使用すると意図しないタップを防いでスクロールできるので便利。また、なぞり具合で上下スクロールの速度を変えられるので、ゆっくりスクロールさせながら文章を読むこともできる。

●パソコンとのUSB接続
 F-04Gでは何故かストレージとして認識されなかった。そのため、Windows Media Playerを使ってmicroSDカードへ音楽ファイルを同期できなかった。(microSDカードを抜き、パソコンのカードリーダーで同期させていた。)
 F-01Kではパソコンへ接続するとUSB接続の用途が選択できる(デフォルトは充電のみをする)ようになっており、「ファイルを転送する」を選択するとパソコン側からストレージへアクセスできる

●Bluetooth接続
 F-04Gでは機器によってはなかなか接続しなかったり、オーディオレシーバーで音楽再生中に途切れることがあった。
 F-01Kではアンテナが改善されたのか、そのような不具合がほとんどない。

●テレビ受信感度
 F-04Gでは受信感度が悪く室内でテレビを見ることが困難だった。室内アンテナを設置し、そのアンテナにスマートフォンを接触させるぐらいじゃないとフルセグどころかワンセグすら映らなかった。
 F-01Kではアンテナが改善されたのか、室内アンテナから離れていてもワンセグが映るようになった。ただし、フルセグはヘッドフォン端子用へ接続する付属のアンテナケーブルを接続しないと難しい。でも、アンテナケーブルを接続すれば、良好な受信だ。

 現状では特に不具合などもなく、F-04Gより快適に使用できるようになった。

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