ARROWS NX F-04Gを使用した感想

 2015年7月19日にスマートフォンの機種変更をした。2年間使用したARROWS NX F-06Eから、最新機種のARROWS NX F-04Gへの変更。
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 ARROWS NX F-04Gを使用開始して1ヶ月ぐらい経ったので、使用した感想(F-06Eとの比較)を書いてみる。

●良い点
見た目より軽い。F-06Eはズシリとしたが、F-04Gはそれがない。ドコモショップで初めて渡されたとき、「軽っ」と思った。
クレードルが小さくなった。F-06Eでは充電機能に加えてスピーカーボックスとして機能していたため、本体全体を覆う形状になっていた。しかし、F-04Gは充電機能のみで、本体を支える最低限の大きさになっている。
虹彩認証がかなり良い。F-04Gの最大の特徴である、スマートフォンで世界初の虹彩認証。専用カメラ(自撮り用のインサイドカメラとは別)を使い、自分の目を撮すだけでスマートフォンのロック解除などが行える。周りの環境(明るさ)などにも左右されるが、画面を見るだけで一瞬に認証される。なお、F-06Eにあった指紋認証はなくなった。
クレードルにセットした状態でのロック解除が楽になった。F-06Eではクレードルにセットすると指紋センサーが隠れてしまうため指紋認証が出来ず、暗証番号等の入力が必要だった。しかし、F-04Gでは虹彩認証により画面を見るだけでロック解除できるので、クレードルにセットした状態でも問題ない。
処理が多少速くなった。
タッチパネル反応が鈍いサイト(アプリ)の反応が良くなった。

●悪い点
クレードルにセットしづらい。クレードルの充電端子が上下する構造になっており、本体をセットすると磁石で本体側にくっつく。しかし、上手く(ちょっと勢いを付けて)クレードルにセットしないと、充電端子が上がってこないため、いつまで経っても充電されない。1回で上手くいくことがほとんど無い。
テレビのアンテナ感度が若干悪くなった。
Bluetoothオーディオレシーバーと本体を近づけると通信が安定しない。音が途切れやすくなる。また、音量が下がる。デジタルなのに何故か通信の不安定さで音量が下がる。(まるでアナログ。)
Bluetoothオーディオ再生とテザリングを併用するとテザリングが安定しない。スマートフォン~パソコン等の通信が途切れやすい。また、著しく速度が低下する。
置いておくとすぐにスリープしてしまう。振動センサーにより手で持っているかどうかを判定し、手で持っている間はスリープにならない機能があり便利なのだが、置いた状態で使えない。F-06Eでは傾きセンサーで判定していたようで斜めに置いてスリープを回避できたが、F-04Gは斜めに置いてもスリープしてしまう。スリープまでの時間を長くすることで対処した。
バッテリーの減りが早くなった。多機能・高性能になったため電力消費が激しいようだ。使い始めの頃、F-06Eは2日ぐらい持ったが、F-04Gは同じように使用しても1日しか持たない。旅行などで普段より多めに使うと1日も持たない。モバイルバッテリーはより重要になった。

●その他
・OSがAndroid 4.2からAndroid 5.0になって操作が微妙に違い、最初は凄く戸惑う。
・電源ボタンの他にタッチパネルへ触れることでスリープ解除できる機能があるが、デフォルトでは画面全体が有効になっている。不用意に触れてスリープ解除されてしまうので、左手で持ったときに親指が来るあたりだけ有効にした。

 不満な点もあるが、使っていて良いと思うことの方が多いスマートフォンだと思う。音楽再生は状況に応じてBluetoothとイヤフォン端子接続を使い分けている。
 なお、Bluetoothで接続する機器、テザリングで接続する機器、使用するアプリなどで状況は変わる可能性があるので、あくまでも1個人の感想として参考にしてほしい

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